百人いれば、百通り

スウェーデンのデパート Åhlénsの、春のファッションキャンペーンが良い。

Öppet Modehus - Åhléns stora vårmodekampanj!


youtu.be

"Hundra sätt att bära vårens nyheter"(春の新作の百通りの着こなし)をテーマに、一般人女性100人にプロがメイクとスタイリングをし撮影。様々な年代・体型・人種の女性が、お手頃価格のÅhlénsオリジナルアイテムから、スウェーデンのデザイナーズブランドまでを着こなしている。Åhlénsのキャンペーンは毎回ファッションにおける年齢の壁や性別の壁に疑問を投げかけていたりしてメッセージ性が強く、とてもスウェーデンらしいけれど、今回の広告はメッセージ性を感じさせつつも、女性達の生き生きした、自信に満ちた表情が素敵で、素直に「いいなあ」と感じられた。
「このブランドは若い人向け」だとか、「このブランドはこういうスタイルの人向け」だとか、そういう先入観を取り払えばファッションはもっと楽しい。サイトに載っている100人の写真を見ていると、若い人と50代位の人が同じスカートを着ているけれど、どちらも素敵だ。もし私がこれに参加していたら、どんなスタイリングをしてもらえたんだろう、なんて考えてしまった。